自らの力で気づき、解決するワーク【アートセラピー】
ご来訪ありがとうございます、hacoです。
アートセラピーには、絵を描いたり、粘土や様々な立体素材で表現したり、コラージュ制作(写真やイラストなどバラバラの素材を組み合わせる作業)など、多様なアプローチの仕方があるのですが、今回は、私が目指しているアートセラピーの中の「セラピー」についてお伝えしたいと思います。
閉塞感が否めない現代において、癒しを求める人がますます増えてきています。そして、今後も更に増えて続けて行くと私は思っています。
そして、ひと昔前まで「セラピー」と言う言葉は(横文字なのが特に)なんだか宗教じみていたり、洗脳されるというネガティブなイメージが付きまとっている時期がありました。
しかし、今では、癒しの代名詞として「セラピー」はどこでも耳や目にする機会が増え、だいぶ浸透してくるようになりました。
私がすぐに思いつくのは、アロマテラピーなどで施術をするボディワーク系のセラピー。
あとはフラワーセラピーやドッグセラピーというものもあり、癒しの対象となるものは、人それぞれなので、受ける方は必要に応じて選ぶことができます。
そして「セラピー」のイメージは、どうしても施術側から受ける側に一方的に癒しを施すのが当たり前という関係が成り立っています。
もちろん、癒されるためにお金を払うのですから、癒してもらうのは当然のことだと思います。そこは否めません。
ですが、私はその関係、つまり、優位→劣位のような関係性が生じてしまうことにとても懸念を抱いています。
本来癒す力というのは、セラピストが持っている錬金術のようなモノがあるのではなく、される側が元々持っている自己治癒力に鍵があると思うからです。
ですので、セラピストが出来ることというのは、自己治癒力を呼び覚まし、そして最大限に引き出し、調整するお手伝いが限界だと思っています。
あとの回復は、本人次第と言うことです。
話しは全く反れてしまいますが、実は、この前、母が膝関節症の手術をしました。しばらくは、杖を持った生活になるそうです。
リハビリ次第では、数年後になるかもしれないとまで言われました。
しかし、リハビリを頑張れば、数ヶ月で杖をとる事も可能だそうです。
もう、高齢に差し掛かっているので、本人の頑張りと言うよりは、体力と気力が要になると思うのですが、その時、私が思ったのは『本人次第で、数ヶ月後にもなれば、数年後にもなるという、とても非科学的で且つ曖昧、しかし、自分自身で体をコントロールすることができる』という前向きな希望的観測でした。
誰にだって、その先はわからない。
医者だってわからない。
でも、わかららないからこそ、やってみる価値がある。
母は、まだ杖を使う生活をしていますが、杖を使わないで歩いているイメージトレーニングを毎日欠かさずしているそうです。
それは、できるだけ人の力を借りたくないという母の小さなプライドから来ているような気がします。でも、それが実際、母の原動力になっていることは確かです。
このままで行くと、もしかしたら、思ったよりも回復が早いかもしれません。しかし、最悪のことだってあるかもしれません。
でも、年をとっても、諦めずに前向きな気持ちを持つことが出来ている母はそれだけでスゴイと思いました。
「患者なのだから」という意識を全くもっていない母は、誰よりも自己免疫力が高く、母自身がセラピストだと思わざるを得ません。
そこで、話がアートセラピーに戻るのですが(ようやく)、アートセラピストも同様に、アート制作を通して、本人の力で問題解決や気づきを得るためにサポートするのが本来の役目になります。
アートセラピーは「治療を受ける」「癒される」という受身の療法ではなく、クライアントさん本人が癒しの主体であり、本来の自分を知り、そして自ら人生に問い掛けるツールであると私は思っています。
そして、アートセラピーでは、
クライアントさん自身が、
自らの内なる小宇宙の創造主
であると考えられています。
これからもまた少しずつ、アートセラピーについて書いて行きたいと思っています。
アートセラピーに興味を持たれた方へ
クレヨンや色鉛筆を使って、楽しくお絵かきをしながら、自らを見つめ、自らで気づくワークです。得意不得意、上手い下手は一切関係ありません(やるとわかります)。こちらからのジャッジもないので、心の赴くままに童心に戻った気分で描くことができますので、是非モニターさんとして参加してみませんか?
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