就寝前の儀式となつつある【非電源ゲーム】は、息子の自己肯定アイテムになった。
いつも、ご来訪ありがとうございます。
相変わらず、月曜日の朝になると登校を渋っている息子の母です。
金曜日、小学校から帰宅してから日曜日の夜において、月曜日の登校時を思い浮かべては一人メソメソしている息子。楽しい週末の過ごし方を見事に無駄にしている息子。そして、楽しい週末が終わってしまうのが嫌だと吐露する理不尽な息子。
しかし、登校を渋るのは、今に始まったことではなく、幼稚園の頃からすでにありました(下記)。
週末のお休みというのは、息子だけではなく、娘、夫、そして私自身にとっても、有意義に使いたい日であり、息子のモチベーションに付き合わされたまま終わらせるわけには行かないので、その辺はあまり流されず、家族で行きたいところややりたいことをして過ごしています。
しかし、楽しい週末の終焉、日曜日の夕食が終わる頃でしょうか、月曜日の朝が迫ってきそうな雰囲気を察しているのか、お顔はすでにダークサイドに苛まれております。
せめて、その顔だけはやめて欲しいのと、このままだと娘にも悪影響を及ぼしかねないと思ったので、最近の苦肉の策として、
日曜日だけ息子にゲームに勝ってもらう(勝たせる)
ということをしています。
簡単に言うと、
自己肯定感を維持させたまま、月曜日の朝まで持続させる
という、とても短絡的な策です(笑)
我が家は、就寝の儀式として、毎晩ゲーム大会(非電源的)をしています。
テレビゲームや3DSだと、逆に目と脳が冴えてしまい就寝に影響があるので、寝る前は絵本の読み聞かせのような、終わったらそのまますぐにお布団へとシフトできるアナログなゲームで遊んでいます。
時間は30分くらいですが、家族と遊んだという満足感がこの30分間の中で集約されているので、子ども達は毎晩とても満足して眠りについています。
しかし、息子が勝てなかった日は、なかなか眠りにつけないこともあり、次の日にも影響が出るのではとヒヤヒヤとすることも多いのですが、それでもゲームは楽しいと言います。
最近はまっているのはドイツのラヴェンスバーガー社のこちらのゲーム。
作りがしっかりしているので、多少荒い扱いでも長持ちしているので、重宝しています。
迷路タイルを動かしながら、自分の有利な方へ道順を作って、手札にある宝物をゲットしていくというゲームです。
しかし、人数が多いほど、道を遮断されてしまう確率も高くなるので、難易度は上がります。そこが、大人は面白いのですがね。
わかりやすいので、小1の息子もおおはまり。
運もあるけど、読みも必要。
なので、運に限界がある息子は、姉のお助けプレイのおかげで勝たせてもらうこともしばしば。
無理やり勝たせるということは、息子の自尊心を傷つけることにもなるのではないかとと危惧されるかもしれませんが、息子の場合、負けた方が何百倍も傷ついているようです。
しかも、娘(姉)の方が6歳も年上なので、何をしてもかなうことはなく、むしろ勝ち知らずに育ってしまったかもしれません。
なので、今までゲームをしても、実力で勝てるのは運で決まるゲームのみ。でも、要領がわかってくれば勝てるゲームもあります。
それ以外は、どうしても姉に勝つことができない悔しさもあってか、ゲームを途中で中断してしまうこともありました(試合放棄)。
しかし、ゲームに一度でも勝つと、自信に満ち溢れ、他者に対して優しくなれるというとても単純な心も持ち合わせているので、卑怯であろうが何だろうが、自己肯定感を満たす方を優先することにしました。
娘には理由を話し、日曜日だけという約束で手加減してもらうことにしてもらいながら…。
案の定、ゲームに勝って眠ると、速攻安眠モード。
朝の目覚めも違うようです。
というわけで、今日はとりあえずスッキリした目で学校に行くことが出来ました。