『AI』と『人間』の仕事は分業として考えてみる。
いつも、ご来訪ありがとうございます。「自分の好きなことを仕事にして行くのが当たり前」
そんな時代が近いうちに到来しそうな気がします。
まだまだ青写真のような扱いをされていますが、ゆくゆくはAI(人工知能)が、今まで人間がやって来た仕事を変わってするようになるので、単純作業やあまり人気のない仕事などはAIに全て任せるようになって行くそうです。
しかし、全ての仕事をAIが賄えるわけではなく、もちろん人間にしかできない仕事もたくさんあるわけで、特にクリエイティブ(創造的)なことは人間が得意としている分野でもあり、これからはそのあたりがキーポイントになって行くのではないでしょうか?
自分の好きなことを仕事に結びつけるなんて、ごくわずかな人での話だと思っていましたが、AIが本格的に人間から仕事をシフトしていくようになれば、人間がすることと言えば、遊んでいるか何かを創造していくしかないような気がするのです。
今まで、趣味で終わらせていたもの、興味があって時々やっていたことが実は、自分の強みになり、ゆくゆくはそれを仕事にしようと思う人も出てくるかもしれません。
なぜ、そんな根拠があるようなないような話(笑)を書いているかと言うと、私が最近購入した本や有名人の雑誌のインタビュー記事など、そして実際に周りの人達と話していても皆何となく薄々気が付いているようで、そのような時代がいつ来てもいいように水面下で着々と下準備をしている様子を伺い知る機会が多くなったからです。
それと、夫が転職を考えていた時、知り合いに相談した時の話です。
「ロボット作ってみませんか?」
と、いきなり打診されたので、何のことか詳しく聞いてみると、どうやら、今後あらゆるものがAI化されて行くにあたり、ロボット技術やロボット需要もますます高まるので、そちらでの人手不足が懸念されているとのこと。
夫の知り合いの方は、その業界の人達とのパイプをたくさん持っていて、いろいろなところから人を紹介して欲しい言われているそうです。
しかし「いつかは、そのロボット技術すらAIに奪われる可能性はあるけれど」と笑って言っていたらしいのですが、夫は笑えなかったみたいです(笑)
残念ながら、夫はロボットにはあまり興味がなかったので、断ったらしいのですが、そのようなことが身近で話されているということ自体リアルだなと思いました。
AIがこれから導入されていくと言われている分野は、掃除・洗濯・などの家事全般、子育てや教育と介護、そして、車の運転はよく言われていますよね。
また、今後はあらゆる職場にロボットが導入されると予測されているので、面倒くさい作業は全てAIに任せるようになり、その後は多くの人間が職を奪われるようになるそうです。
まだまだ先の事と思うかもしれませんが、AIは身近なところですでに使用されています。
例えば、ゲームの開発や予定管理、クレジットカードの不正使用検査、また、新聞のコラムもAIが書いているという話も聞きます。
そして「2045年問題」というものがあるそうです。
ご存知でしたか?
コンピュータ技術が今のペースで発達し続けると、2045年の時点で、人類の知能を超える究極のAIが誕生するらしいのです。
現在の時点で、AIの到達の時期が明らかになっているので、避けて通ることはできないのかもしれません。
しかし、人間とは、今まで体験してきていないものに関して、抵抗を感じる生き物です。
私も未だに往生際が悪いですが、携帯はガラケーです。スマホを電話代わりに使うのはまだまだ受け入れることの出来ない自分がいます(笑)
そして、今ではガラケーを愛用していますが、携帯電話を受け入れるのに抵抗があった時代もありました。しかし、もう携帯のない時代には戻れません。
数年前までは、スマホがいくら流行っていても、ガラケーの時代は終わらないとまで思っていました。しかし、もうすでに生産中止。しかしガラホでは嫌なのです(ガラケーがいい)。でも、いつか本当に受け入れなくてはいけない時期が近づいていることはわかっています。
と、私のガラケー話は置いておいて、
人間の歴史は、変化の連続です。
しかし変化を嫌い、そこで留まる人生ももちろんありだと思います。もしろ、実際私もそっち寄りです。
しかし、大きなチェンジは避けられたとしても、数々のマイナーチェンジは無意識に受け入れていて、そして当たり前のように振る舞い、そして成長していることも実はあります。
なので、変化の波に乗る・乗らないの二択を論じるよりも、大きな波が訪れた時の対処法をいくつか考えておくことの方も必要なのかもしれません。
これから、多くの職業が消える可能性はあるでしょう。
しかし、その分、新たな職業だって生まれる可能性はあります。
とりあえず、これからも人間がこなしていける仕事は、
●ロボットの運用及び教育
●高度な接客
●芸術・スポーツ・ショービジネス
●哲学や文学や思想、宗教
が、挙げられているそうです(他にもたくさんありますよ)。
未来は未知数です。
AIが苦手としていることは、きっと人間にとっては得意とすることも多いと思います。
冒頭でも書きましたが、これからは自分の好きなことや楽しいと思えること、人間にしかできないことにエネルギーをシフトしていき、AIの導入を悲観的にとらえるのではなく、苦しいことや苦手なことは全てAIに任せ、そして、人間が人間らしく生きていけるツールとしてAIを利用していければいいのではないかなと思います。 分業作業として。
私も、好きなことを少しずつ整理しながら、今後の人生を模索していきたいと思っています。